新型インフルエンザの症状 新しい症状
これまで新型インフルエンザの症状は、発熱や頭痛、のどの痛み、体のだるさなど、比較的風邪の症状と似通っているという風に書いてきました。
毒性は比較的弱く、基礎疾患、持病がある人以外は、感染しても深刻な症状は見られないというのが、これまでの定説でした。
しかし、ここに来て、ウイルスが変化を見せ、新しい症状が見られ始めました。
たとえば、2009年10月14日に報告された、3人の死亡者の中に、
高校2年生の男子生徒がいらっしゃいました。
彼の死因は、脳症といわれています。
これまで、季節性のインフルエンザにおいては、脳症は6歳以下で発症することがほとんどでした。しかし、新型の場合、10代で発症する方も多く、先ほどの男子高校生も、この例に挙げられます。
また、他の2人の死亡者は、4歳、8歳の小さなお子様です。2人とも持病はなかったそうですから、新型インフルエンザの症状の恐ろしさが、わかります。
石原東京都知事は、「騒ぎすぎなんじゃないの」と言っていますが、こういうか弱い子供たちが亡くなっている事実を知って言っているのでしょうか。
ここで、新型インフルエンザの死亡原因として多い、脳症についてもう少し書かせていただきます。
特に小さなお子様がいるお父さん、お母さんは、次の症状に注意してください。
- 呼びかけにこたえない
- けいれん、意識レベルの低下
- わけのわからない発言
ウイルスが体内に入った時に、免疫が過剰に反応することによって、脳の血管から水分が漏れ出して脳を圧迫するというのが、新型インフルエンザが脳症を引き起こす仕組みのようです。これらの症状は、発熱後、1日程度の短期間に発症するため、お子様に熱が出たら要注意です。
なお、市販の解熱剤の中には、脳症を重症化させるものも多いようなので、こちらも注意すべきでしょう。
参考サイト
新型インフル 脳症で16歳死亡 特有の症例、警戒呼び掛け
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091015-00000053-san-soci
